走行付き双碗ロボットNyokkey(ニョッキー)開発

開発コンセプト
【コンセプト詳細】
「人と環境に寄り添い、効率と安全性を追求した自律走行型の多用途支援ロボット」
【基本理念】
- 多用途性: 介護、農業、医療などの異なる分野に対応できる柔軟性を持つ設計
- 自律走行: センサーとAI技術により、安全に正確に目的地へ移動し、作業を行う能力を備える
- 双碗搭載: 物品の運搬や操作、作業支援ができる多機能なハンド(双碗)を搭載し、細やかな作業や持ち運びを実現
- 協働性: 人や他のロボットと協力しながら効率的にタスクを遂行
【目指す価値】
- 作業負担の軽減、効率化、安全性の向上
- 高齢者や医療・介護現場、農業・産業現場など多様な社会ニーズに対応
- 自動化と連携を進め、人と環境の暮らしやすさを向上させる先進的なロボットソリューションの実現
このコンセプトに基づき、未来の社会インフラとなる次世代ロボットの開発を推進します。
スマート介護
- 移動支援と移乗補助
ロボットが患者や高齢者の自立支援のために移動や歩行補助を行い、ベッドや椅子などへの移乗もサポートします。これにより、介護者の負担軽減と安全性向上が期待できます。 - 荷物や用品の運搬
介護現場で必要な物品や日用品を運ぶ役割を担い、利用者の負担を減らすとともに、効率的なケアを実現します。 - 定期巡回と健康状態の監視
ロボットが施設や家庭内を巡回し、体調変化や異常をセンサーで検知。遠隔でデータを収集し、即座に介護スタッフに報告します。 - 声掛けやコミュニケーション
離れた場所からでも声掛けや簡単なコミュニケーションを行い、精神的なサポートや安心感を提供します。 - 緊急通報対応
緊急時には素早く介護者や救護サービスに通報し、迅速な対応を支援します。
これらの技術を組み合わせることで、介護現場における負担軽減と、安全・安心なケアの実現に大きく貢献します。
【マッサージロボット展示例】
スマート医療
- 院内搬送と物品運搬
ロボットが医療スタッフの代わりに薬剤、医療器具、検査サンプルなどを院内で自動的に搬送し、迅速かつ安全に目的地へ運びます。これにより、スタッフの負担軽減と作業効率の向上を図れます。 - 患者の移動支援
重症患者や歩行が困難な患者をベッドから車椅子、診察台、手術室などへ安全に移動させるサポートを行います。走行と連携した移乗技術により、負担を軽減します。 - 検査・治療の巡回
院内の特定エリアを自動で巡回し、血液採取、検査キットの回収・配布、点滴薬の管理などの作業を補助します。また、医師や看護師が必要とする場所に随時移動しサポートします。 - 緊急対応と情報伝達
患者の状況をセンサーで監視し、異常や緊急事態を察知した際は速やかに医療スタッフに通知し、必要な物品や情報を運搬します。 - 院内清掃や消毒作業
感染対策のための清掃や除菌作業も走行と連携したロボットが行い、院内の衛生維持に貢献します。
これらの技術を組み合わせることで、医療現場の効率化と安全性向上に寄与し、医療従事者の負担軽減と患者のケア向上を実現します。
【遠隔買い物支援ロボットデモ例】
スマート農業
- 自動耕作・播種・施肥
ロボットが畑を自動で走行し、耕作や播種、施肥を正確に行うことで、作業時間の短縮と作業精度の向上を実現します。 - 収穫支援
走行しながら果物や野菜を自動で収穫したり、成熟状況を監視して最適な収穫タイミングを判断したりすることが可能です。 - 定期巡回とデータ収集
農地を自動的に巡回し、土壌状態や作物の健康状態をセンサーで監視。リアルタイムのデータ収集と分析で、適切な管理や災害予防に役立てられます。 - 防除・除草
走行しながら雑草を除去したり、害虫駆除の薬剤散布を行ったりすることも可能で、農薬の使用量削減や効率的な防除をサポートします。
【トマト選果実証実験】
【みかん農家パレタイズ導入例】
私たちは、ソフトウェア開発とハードウェア設計の両面で培った強みを最大限に活かし、革新的なロボット開発を実現しています。高度なソフトウェア技術による柔軟な操作性や高度なAI・センサーシステムが、ハードウェアの高性能と信頼性と融合。これにより、さまざまな環境や用途に対応できる多機能なロボットが誕生します。
この融合の力によって、従来の枠を超えた高度な自律制御や動作精度、迅速なコスト改善、そしてスムーズなユーザー体験が可能となります。私たちの技術は、医療、介護、農業など社会の重要分野で大きなイノベーションをもたらし、未来の暮らしや働き方を変える鍵となるでしょう。
この一貫した技術力の底力をお見逃しなく。私たちは、次世代のロボット社会をリードするパートナーとして、革新的な未来を共に創造してまいります。
九州エリアにもショールーム開設致しました。
次は大阪に開設予定です。